南アルプスの現状と課題そして人と自然との共存を考える
松本大学 観光ホスピタリティ学科(非常勤)田開ゼミは、飯田市および飯田市立動物園と協働し、「大学と動物園の共同による環境教育~南アルプスの現状と課題そして人と自然との共存を考える~」をテーマに環境教育の実践に取り組みました。
本プロジェクトは2024年2月に企画をスタートし、動物園を舞台に環境問題への理解を深めることを目的に活動を進めてきました。企画の過程では、さまざまな課題もありましたが、飯田市や動物園の方々と何度も打ち合わせを重ねながら、実践的な環境教育プログラムを築き上げました。




学生たちは、活動を通して多様な立場の人々と対等に協力しながらプロジェクトを進めることの重要性を学び、環境保全や人と自然の共存についての理解を深める貴重な機会を得ました。
【参加学生の声】
○観光ホスピタリティ学科4年 山本 真弦(CREST PRECISION株式会社 内定)
「昨年2月から飯田市立動物園さんと活動を続けてきました。うまくいかないことも多くありましたが、SDGsサミットを通して、私たちと同じように活動している方々の前で成果を発表できたことを嬉しく思います。昨年は企画の概要のみの発表でしたが、今年はその成果を伝えることができ、大学生活の集大成となりました。」
○観光ホスピタリティ学科4年 瀧澤 大輔(株式会社嶺水 内定)
「今回のSDGsサミットでは、自分たちの活動の良かった点や課題点を他の企業や大学に伝えることができたのが良かったです。また、他の団体の活動報告から異なる視点でSDGsに貢献する方法を学ぶことができました。さらに、情報を発信する側の難しさを実感し、伝え方の工夫が必要であることを学びました。」
このような大学と動物園の協働が広がることで、より多くの人が環境問題について学び、行動するきっかけになることを期待しています。
本プロジェクトにご協力いただいた飯田市立動物園の飼育員の皆様、そして飯田市職員をはじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
※なお、本プロジェクトの成果は、2025年2月に開催された「SDGs学生サミット」(中部地方ESD活動支援センター/環境省EPO中部主催)においても発表されました。
