佐久市で湿地教育実践をしてきました

佐久東小学校5年生40名が参加した「香坂川の現状発表プロジェクト」では、総合的な学習の時間の一環として、地域の自然環境を守りながら持続可能な社会を築くためのデジタル探究を行いました。

授業では、3D教材を通して「湿地とは何か」を学び、北海道の広大な湿地のVR映像を体験。子どもたちはミズゴケなどを見つけた瞬間に歓声を上げるなど、発見の喜びを共有しながら、自然の大きさや豊かさを実感する姿が見られました。

また、清水智先生の授業では、香坂川について事前調査した内容をもとに、グループごとにそこでの願いや思いを共有。Canvaを用いて発表資料を作成し、自分たちの生活と地域の自然とのつながりを改めて考える機会となりました。

なお、2月には子どもたちが作成した「香坂川の魅力発見スライド」を活用したVRツアーをお披露目する予定です。

本調査は、科研費25K17003「持続可能な地域を支える教科等間の連携を図る湿地教育の開発と実践」の助成を受けて実施しました。今後も湿地を通じた地域活性化や環境教育に貢献できるよう、研究を進めてまいります。