第1回台湾TNFDフォーラムに参加して

先日、第1回台湾自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムに参加しました。ありがたいことに招待をいただき、日本における環境教育の展望について報告を行いました。

今回のフォーラムでは、日本からは鹿児島県出水市、佐賀県鹿島市からも参加があり、湿地を舞台にした教育実践の取組みが紹介されたそうです。残念ながら私は報告を直接聞くことはできませんでしたが、湿地に根ざした教育活動が国際的な場で共有されたことは大きな意義があると感じています。

実は今回のお声がけは、昨年度のラムサール市町村会議における学習・交流会でのご縁がきっかけでした。そのときの出会いを大切にしていただき、今回の貴重な機会へとつながったことに心から感謝しています。

環境教育は、地域の実践や国際的な枠組みと結びつくことで、より広がりを持って展開できるものだと感じています。今回の経験を糧に、これからも「学び」を通して地域と世界をつなぐ役割を果たしていければと思います。改めて、スマートエコソサエティ(SES)の創設者の一人である李先生には、このような場に立つ機会をいただき誠にありがとうございました。