大学フィールドワーク授業から地域企業との連携へ

「地域の魅力発見!西湖HOBIEエコツアー」の実践

2024年11月17日、都留文科大学とアミューズが協働で実施するプロジェクトが開催され、前期「フィールドワーク」授業を履修した9名の学生がツアーガイドとして活躍しました。

学生によるHOBIE(カヤック)を活用したエコツアーの実践

本ツアーは有料で行われ、大人1名あたり2,500円の参加費を設定。午前・午後それぞれ3組、計18名の参加者がツアーに参加しました。

学生たちは事前に現地を下見し、ツアーの広報用チラシを作成・配布。また、アミューズの助言を受けながら、約2カ月間かけてプログラムの検討や教材の準備を行い、当日のツアー実践に臨みました。

西湖の魅力を伝えるガイドツアー

ツアーでは、アミューズの提供した情報をもとに、西湖の代表的なビュースポットを巡りました。各ポイントでは、学生がクニマスの養殖や青木ヶ原樹海、富士山の眺望について、準備したフリップを用いながら解説を行いました。参加者はカヤックで西湖の自然を体感しながら、環境や歴史に関する知識を深めることができました。

交流会での振り返りと地域資産としての価値創出

ツアー終了後には交流会を実施。「西湖のどこが魅力的だったか」「今後の西湖の活用方法についてどう思うか」といったテーマで、ワークショップ・ツール「えんたくん」を使い、参加者と意見を交わしました。地域の魅力を再発見するとともに、今後のエコツアーの可能性についても考える機会となりました。

本プロジェクトを通じて、学生たちはフィールドワークで学んだ知識を活かしながら、実践的なガイドスキルを磨く貴重な経験を得ることができました。今後も大学と地域企業が連携し、地域資産としての西湖の価値を高める取り組みを継続していく予定です。